BNPパリバ・オープンもいよいよ大詰めです。
グランドスラムに次ぐグレードの高い大会で数々のトップ選手が出場していました。
その中で日本人選手も多く出場。
今回の記事は日本人選手の戦いをまとめます。
これからテニスの大会を観てみようと思う方にオススメです。
目次
BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ) 2019 日本人男子シングルス結果
第6シード 錦織圭 3回戦敗退
錦織選手は第6シードでこの試合が初戦が2回戦。
A・マナリノ選手と対戦、スコアは6-4、4-6、7(7)-6(5)です。
負けてもおかしくない試合でしたが、
勝ち切ったところが錦織選手の強さです。
相手選手のコンパクトなラケットセットから早いタイミングで打つストロークは、見た目以上に難しかったのでしょう。

3回戦はH・ホルカシュ選手。スコアは、6-4、4-6、3-6。
フルセットの末敗退です。
しかもこの相手、今大会の前に出場したドバイ・デューティフリー・テニス選手権で敗れた相手でした。同じ相手、しかも格下に2連敗はきついです。
でも相手選手の力強いサーブと粘り強いストロークはこれからランキングを上げてきそうな感じでした。
錦織選手に焦りからかミスが出始め、修正しきれなくて押し切られた感じでした。

勝ち上がったホルカシュ選手は4回戦をシャポバロフ選手に勝利し、準々決勝でR・フェデラー選手に敗退しました。
西岡良仁 4回戦敗退
シード勢を破っての大躍進でした。
1回戦は世界ランキング65位のD・クドラ選手。スコアは3-6、6-3、6-2。
2回戦は世界ランキング22位のバウディスタ=アグ選手。スコアは7-6、6-4のストレートで勝利。
バウディスタ=アグ選手は先の全豪オープンでベスト8に進出しています。その選手にストレートで勝利し、自信をつけたことでしょう。
3回戦は世界ランキング58位のF・アジェ・アリアシム選手。スコアは6-7、6-4、7-6
2つのタイブレークを含む大熱戦の試合でした。
相手選手はサーブとストロークの強打で押してきましたが、フットワークと強いメンタルで戦った西岡選手は素晴らしかったです。

4回戦は世界ランキング130位のM・ケクマノビッチ選手。
第1セットを4-6で落としたところで、途中棄権しました。
残念ながら次のマイアミオープンも出場を辞退しました。
その他日本人男子シングルス
ダニエル太郎 1回戦 対戦相手はD・ラヨビッチ選手、世界ランキング45位。
6-7(6-8)、4-6のストレートで敗れてしまいました。
伊藤竜馬 1回戦 対戦相手はJ・ドナルドソン選手、世界ランキング192位。
3-6、5-7のストレートで敗れてしまいました。
BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ) 2019 日本人女子シングルス結果
第1シード 大坂なおみ 4回戦敗退
トップシードの大坂なおみ選手は2回戦が初戦です。
2回戦はムラデノヴィック選手。その前の大会ドバイ・デューティフリー・テニス選手権で敗れた相手です。
結果は、6-3、6-4で勝利しました。
大坂選手らしい攻撃テニスで相手を圧倒していきます。

3回戦はD・コリンズ選手。
結果は6-4、6-2の勝利しました。
コリンズ選手も大坂選手に負けず劣らず力強いボールを打ちこんできましたが、
大坂選手が低い体勢からの守備が光りました。一般プレーヤーにも参考になります。

4回戦はB・ベンチッチ選手。
大坂選手の攻撃が立て続けに跳ね返されます。大坂選手のサーブの確率も悪かったことから、なかなかフリーポイントが取れませんでした。
ベンチッチ選手の粘り強い守備と浅くなった際にすぐ攻撃に転じるストロークは、とても素晴らしかったです。

その他日本人女子シングルスの結果
土居美咲 1回戦敗退
日比野菜緒 1回戦敗退
BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ) 2019 日本人ダブルス結果
マクラクラン勉(パートナー:J・L ストルフ) 2回戦敗退
錦織圭(パートナー:M・ゴンザレス) 1回戦敗退
青山修子(パートナー:L・マロザヴァ) 1回戦敗退
加藤未唯・二宮真琴 1回戦敗退
マイアミオープン2019に出場予定の日本人選手は?
次の大会もグランドスラムに次ぐグレードの大会です。マイアミオープン。
錦織圭選手、大坂なおみ選手を筆頭に日本人選手が多く出ることが予想されます。
まだドローが出ていないので、正式な決定はもう少々お待ちください。
日本人選手のさらなる活躍を期待し、これからも応援していきます。