今回は現役テニスコーチの私が、ぎっくり腰になった話をしていきます。
プレーすることが日常のテニスコーチでも、ひょんなことから怪我することがあります。
あなたが知っているテニスコーチも、肘や手首、足首にサポーターをしている人を見かけたことがあります。
今回の記事は私が3回ぎっくり腰になった話をしていきます。
記事を読んで、「自分はこうなりたくないな」「ならないように少しでもケアをしよう」と思って行動してくれたら嬉しいです。
目次
35歳の現役テニスコーチが3回ぎっくり腰になったリアルな話①初めてのぎっくり腰21歳
最初のぎっくり腰は21歳の時です。
この時は痛みでベンチに寝転がったのをよく覚えています。
正直、何をしてぎっくり腰になったか思い出せません。
ただ、時間が経つにつれて痛みが強くなってきて、これはレッスンどころか動くのもキツイ。
そう思っていたときに雨が降ってきました。
アウトドアコートの為、レッスンは中止です。
正直、ホッとしました。
ホッとしてベンチで寝転び、1時間ぐらい動かずにいました。
めちゃくちゃ痛かったのはその日だけで、次の日から少しずつ動けるようになりました。
35歳の現役テニスコーチが3回ぎっくり腰になったリアルな話②ぎっくり腰でレッスンした25歳
これはきちんと覚えています。
レッスン中、遠いボールをボレーで取ろうとジャンプして、飛び込んだ時です。
着地した瞬間に腰に違和感がありました。
その瞬間は気のせいかと思うほどの違和感でしたが、その日のレッスンが終わり、次の日の朝、痛みが強くなってきました。
これはまさか・・・またぎっくり腰か。
天気は晴れ。レッスン日。終わったと思いました。
とりあえず、家にあった父親のコルセットを装着し、レッスンに臨みます。
(上司に休む連絡はせず、コルセットを着けて何とかなるだろうと思ってました)
やっぱり、痛いな。
ハードに動いたり、打ったりすることは出来ません。
スクール生に申し訳ないなと思いつつも、何とかレッスンやりきりました。
それは以下の工夫です。
・自分のポジションはデッドゾーン(サービスラインとベースラインの間)
・グリップは薄く、楽にボールが飛ぶように
・守備範囲は歩いて2歩まで
高齢者のプレーの凄さを思い知らされた1日です。
幸い1日経った後は少しずつ動けるようになりました。
35歳の現役テニスコーチが3回ぎっくり腰になったリアルな話③もう若くないことを悟った33歳
これは2年前の事です。
朝、ダブルスの試合をしていました。
冬、寒いです。
頑張りました。私以外は20代。もちろんハッスルです(?)
あまり練習が出来ていなかったので、全力プレーも久しぶりです。
試合はタイブレークまでもつれました。
カウント4-5、私のサーブ、入ってからラリーが続き、必死になってボレーで打ち込みました。
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ。
何度も飛んで叩きつけましたが、それでも返ってきて、結局ポイントを失いました。
ショックと疲労のダブルパンチです。
そのまま押し切られてゲームセットです。
試合が終わり、レッスンです。
ん・・・腰が痛い。
最初のレッスンは軽度でしたが、レッスンやるごとに徐々に徐々に痛みが増してきます。
昼休憩、100均で腰のサポーターを買います。
付けてまたレッスン。うん、サポーターの意味はありませんでした。
もう若くないことを知った33歳です。
その日のレッスン終了後、近所の薬局に行き、コルセットを買いました。
4日間は痛みが継続していて、本当に悲しい想いでした。
日常生活も影響が出た数日。
35歳の現役テニスコーチが3回ぎっくり腰になって思ったこと
若いこともスポーツしていることも、ぎっくり腰は不意に来ることがあります。
「自分は大丈夫」と思って油断すると、いつか来てしまいます。
1回目も2回目もなったあとは、『ケアしなきゃ』『ストレッチしなきゃ』と思いました。
当然ですよね。
でも時間が経つにつれて、やらなくなっていきます。
『今日はやらなくていいかな』『疲れているから早く寝よう』
と、やらない理由が先に出てきます。
3回目のぎっくり腰になった時に、自分のケアの甘さを痛感しました。
3回目じゃ遅いんですけどね。
毎日ケアするのが本当は良いですが、
『疲労がたまっているとき』『特に冬の寒い時期は』ゆったり長く身体を動かしてから、徐々にギアを上げるように気を付けています。
35歳の現役テニスコーチが3回ぎっくり腰になったリアルな話まとめ
恥ずかしい話ですが、これが私が3回目ぎっくり腰になり、気づいたことです。
まとめると、
- はじめてのぎっくり腰、ベンチから動けなくなるほどの痛み
- 2度目、コルセットを巻いて、何とかプレー、ストレッチの大切さを学ぶ
- 3度目、冬のハッスル。もう若くないし、寒い時期はギアの上げすぎは危ない
- 時間が経つと忘れてしまう。日々のケアとストレッチを継続できるか
これからますます暑くなる時期は、疲労が抜けづらくなっていきます。
私のように怪我しないように気を付けてください。
私も気を付けます。