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[激白!]子どもがテニススクールに通っているのに、ストロークが上手くならない3つのポイント

テニススクールに通っていれば、テニスが上手くなると思っている親御さんは多いと思います。

ですが、テニスがなかなか上達しない子どもがいます。

ですが、テニスをやったことない親はもちろん、テニスをやっている親でも教え方は知らないと何で上手く打てないかが良くわからない人がほとんどです。

この記事では、テニススクールに通っているのに、テニスが全く上手くならない子どもに共通する3つのポイントを解説します。

この記事を読んでほしい対象者は、

・子どもがテニスを始めたけど、なかなかが上手くならないで悩んでいる母親

・子どもにテニスを習わせようと思うけど、子どもがどうやったら楽しく続けられるか不安に思っている母親

・子どもと一緒にテニスしたいけど、子どもよりも上達したい父親

では、解説していきます。

テニススクールに通っているのにストロークが上手くならない3つのポイント

ラケットセットした際の手首の形

上手くいかない子どもの8割はこれにつきます。

そもそもラケットを引いた際の手首の形が、力が入らない・ボールがまっすぐ飛ばない・ボールの飛びが調節出来ない形になっていると、不可能です。

この手首の形はグリップ(持ち方)によっても多少変わってきますし、プロの選手によっても様々です。

ですが、上手くいかない子どもに共通しているのは、

・ラケット面が上向きに向いている

・手首の形が引いた時と当たる形が変わりすぎ

・打球した際のラケットの頭が下に向きすぎ

です。

子どもが実際にどうやってラケット引いているか、その時のラケットの向きがどうなっているかを見てください。

リズム感

良い手首の形、ラケット面の向きが出来ている。

それでもボールが上手く打てていないのは、もしかするとリズム感が悪いかもしれません。

一定のリズムで打球したほうが安定したフォームで打ちやすいです。

だから、1,2,3で打つことをお勧めします。

1⇒相手のラケットにボールが当たった瞬間

2⇒自分のコートにバウンドした瞬間

3⇒バウンドしたボールが最高点から落ちてきて腰の高さで打球

です。

どんなボールでもこのリズムを統一するように打てば、自然とリズム感が付いていきます。

もちろん最初はコーチが出す、簡単なボールから練習したほうが良いです。

どんなボールを打ちたいの

以上2つの事が出来るのにそれでも上手く打てない子どもの多くは、どんなボールが打ちたいかイメージ出来ていません。

とにかく速いボールを打つなら、野球のスイングみたいに並行で振ったり、振り下ろすようなスイングになります。

子どもにどんなボールが打ちたいかと聞くのも良いですが、コーチがどんなボールを打つか指導しているかが大切です。

「こういうボールを打とうね」

「あのターゲットに狙ってね」

と言って見せてあげるだけで、子どもの意識が変わってきます。

どんなボールを打たせたいか、百聞は一見に如かずです。

お家で出来る3つトレーニング紹介

さて、上手くいかない共通点が分かったところで、どうやってそれをトレーニングしていくか。

テニスコートで意識することはもちろんですが、親御さんの協力があればより早く上手くなれます。

そこでお家で出来るトレーニングを紹介します。

ダンベル

シンプルですが、手の力が大切です。

以前、幼稚園の先生が「外で遊ぶことが減ってきて、子どもの掴む力が低下してきた」という話を耳にしました。

確かに家でゲームやスマホばかりであれば、身体を動かない。

体を動かす遊びといえば、すべり台、鉄棒、ブランコ、ジャングルジム。

全て、手で掴む動作があります。

そして、手首の形はある程度掴む力が上手くできません。

ラケットが重たくて面がぐらついてしまう子どもは多く存在します。

掴む力、腕の力を身に着ける為にもダンベルは大切です。

500mlのペットボトルをダンベルに見立ててトレーニングするのも良いでしょう。

ジャグリング

ボールの感覚を身に着けるために遊びです。

ボールを触り、ボールとの距離感、ボールを投げるコントロールが身に付けば、リズム感も良くなってきます。

キャッチボールも良いですが、お家が壊れないようにやるなら外の公園などがおススメです。

マリオテニス

最後はどんなボールを打つか。実際に試合を観て想像することが大切ですが、なかなか近くで試合をやっていることは少ないです。

そこで疑似的に体験できるゲームは良いでしょう。

握る力、腕の力を鍛えることも大切ですので、時間は適切に調整するべきです。

マリオテニス、スマッシュテニスなどのテニスゲームは、速いボール・ゆっくりなボール・跳ねるボール・滑るボールなど色んな球種をボタン一つで打つことが出来ます。

ついでに試合のルールも覚えて一石二鳥です。

子どもがテニススクールに通っているのに、ストロークが上手くいかない3つのポイントまとめ

要点まとめ

・手首の形

・リズム感

・どんなボールを打ちたいか

そしてそれを鍛える家で出来るトレーニングは

要点まとめ

・ダンベル

・ジャグリング

・マリオカート

まずはここから試してみてください。

試してみてうまくいかない場合は、担当コーチに相談して、それでもダメなら私にお問い合わせください。

出来る限りアドバイスさせていただきます。