昨日は月に1度のコーチングスタッフミーティングでした。
その中で、20代現役テニスコーチ3人に、
『何でテニスコーチを続けているのか?』『この仕事ってどんな魅力があるの?』かを聞いてみた。
3人ともそれぞれ違う答えが返ってきて、そのどれもがテニスコーチという職業の魅力を表しています。
テニスコーチに興味ある人は、この仕事をしていると下記の魅力に出会えます。ぜひ仕事の一つとして検討してみてください。
目次
Aコーチ『承認欲が満たされる』
Aコーチの簡単なプロフィールです。
年齢26歳、コーチ歴8年、週30本担当、試合にも精力的に出場。
そんなAコーチから出た言葉が『承認欲』。
どういうことか。
お客様の為に一生懸命レッスンをしていると、お客様から求められるケースが増えてくる。
『ストロークに悩んでいるんですが、どうやって打ったらいいですか?』などの技術指導や、
『コーチ、ラケット購入しようと思うんです』
『ストリングを購入しようと思うのですが、どれが良いですか?』
新しい商品に対する質問、
『試合に出てみようと思っていますが、どんなことに気を付ければ良いですか?』
未知の世界に踏み込もうとしている際の相談、
『コーチ、試合に出るんですよね?どこでやるんですか?観に行きたいです!』
などの応援。
自分自身が求められることが増えていきます。
このAコーチ自身がお客様の事を熱心に思っているからこそ、お客様もこのAコーチを求めている相互に良好な関係になる。
そうすると、自分が満たされる。
Aコーチは、『こんなこと言ってはいけないかもしれないけど、仕事と思っていない。楽しいからやっている』。
おそらくこれが真理です。楽しいからやる、楽しいから一生懸命になる。
Aコーチはテニスコーチという仕事に魅了された1人です。
Bコーチ『10回失敗しても11回目で成功すれば、自分の成長を実感できる』
Bコーチのプロフィールは、
24歳、コーチ歴6年、週に30本担当、試合にも精力的に出場。
Aコーチと似ているプロフィールですが、性格は大きく異なります。
Aコーチは自分が好かれたい、Bコーチは周りを巻き込みたいタイプです。
そのBコーチがいうテニスコーチの魅力は、『自分への成長』。
テニスコーチは、最初出来ないことの連続です。
テニスコーチとして、お客様にアドバイスして上達させなくてはいけないのですが、
知識も経験もないから、なかなかお客様が上達しない。
1個ずつお客様の信頼を得、知識と経験を積み重ねていくと、出来なかったことが出来るようになっていきます。
不器用な人や人見知りの人でも、この仕事を続けていくと、出来ないことが少しずつ出来るようになる。
その最たる例が私です。私も不器用で人見知りでテニスも上手ではありませんでした。
しかし、練習と研鑽を重ねて、ちょっとずつ成功を実感できるようになっていきました。
苦手な人でも、自分の成長を実感できるこの魅力に、Bさんはメロメロです。
Cコーチ『社会に出る前に社会を経験出来る、伝える力が身につく』
Cコーチのプロフィールは、
24歳、コーチ歴4年、大学院1年生、週6本担当、学生時代は関東大会などに出場。大学生ではサークルの全国試合にも出場している。
Aコーチ、Bコーチと違い、Cコーチは学生アルバイトさんです。
しかし、そのテニス技術と人当りの良さから、学生とは思えないくらいお客様から信頼が厚いです。
そんなCコーチが言ったのは、『社会に出る前に社会を経験できる』『伝える力が身につく』です。
どういうことか。
テニススクールは老若男女問わず、様々な年齢、性別で判断する。
そんな社会の先輩たちが混在するなかで、自分自身学生でどれだけやれるかがカギになります。
自分を信頼してもらうためには、レッスン入ってなくても挨拶をする。
泥くさいプレーで全てのボールに全力ダッシュ。
若い子たちが一生懸命な姿に、心動かされない人はいません。
そしてそうなってきた後に、自分がどんな思いでお客様にお伝えするかが大切になります。
自分が伝えたい内容をまとめて、実際に伝わるか。
上手くいったなら喜び、上手くいかなかったりしたら検証する必要があります。
テニスコーチに興味が出たら、アルバイトから始めてみませんか?
・承認欲が満たされる
・成長力を実感できる
・社会に出る前に社会を知る。
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