技術

[鍛え方紹介] テニスに必要な7つの能力 ②変化(変換)

テニスに必要な7つの能力の2つ目を紹介します。

変化です。

コースを変えること、スピードを変えること、ポジションを変えることなど。

テニスは変化が多いスポーツです。

一般的に同じリズム、テンポで行動し続ける方が簡単と言われています。

その変化させる為にはどんなトレーニングが必要か、紹介していきます。

1、テニスで変化を身につける為のトレーニング3つ

1、1  鬼ごっこ

①距離感の鍛え方でも紹介いたしましたが、再び『鬼ごっこ』です。

鬼ごっこでは、鬼も逃げる側もどこに動くか分かりません。

鬼なら、相手の前後左右を正確に追いかけなくてはいけませんし、

逃げる側なら、鬼の態勢を崩すように動くことが求められます。

年齢が近ければ、負荷も同じで楽しみやすいので、やはりお勧めです。

1、2  手押し相撲

これは紙相撲です。

お互い向かい合わせで手だけを動かしてバランス崩させた方が勝ちのゲームです。

瞬時に判断し、『相手を押すか』『相手の攻撃をかわすか』を駆け引きしていきます。

テニス漫画Baby Stepsのキャラクター井出義明くんが、このゲームで負けたことがないと言っています。

井出くんは対応する能力が抜群に優れていて、主人公の良きライバルとして人気のキャラクターです。

1、3  イギリス

『イギリス』とはテニスコートでやる遊びの事です。

どんなルールか説明します。

①4人で行う。ネットからボールを落としてゲームを始めます。

②サービスボックスを自分の守るコートとして、自分以外のコートにゆっくりボールを打ち返します。

③ノーバウンドかワンバウンドで打球します。

④3回失敗した人が負けです。

小さいお子様でも楽しめるゲームで、子供のころからテニスをやっていたら知っている人も多いはずです。

このゲームの特徴は、

・相手との駆け引きがあること

・ラケット面の向きを瞬時に変えて、四方のコートにコントロールをすること

です。

2、変化を身につけるとラリーやゲームで優位に立てる

前述した通り、テニスは変化させていくスポーツです。

相手の打球を自分の思いのままにコントロール出来れば、絶対に勝てます。

例えば、

・相手の速い打球をスピードを遅くして返す。

・相手がラリーのテンポを遅くしているのに、早いテンポで攻撃する。

・相手が深いボールを打っているのに、こっちは斜めに短く打って、相手を走らせる。

コースやタイミング、球種やスピードなど、ありとあらゆるショットを駆使して、相手と打ち合うのが面白さの一つです。

日本のエース錦織圭選手はショットメーカーと言われるほど、この変化させる能力が高いです。

だから、錦織選手のテニスは見る人をワクワクさせてくれます。

私はテニス歴はそれなりに長いですが、テニスの試合を観ることは好きではありませんでした。

それは試合の展開が『サーブを打ってオープンコートに強く打つ』。

ほとんどがこれだけのようで面白くないと思っていました。

テニス歴がその時は2年ぐらいだったので、観る私が未熟でした。

しかし、錦織選手の試合は観ていて面白いと感じます。

どこに何を打つか分からない。鋭いストロークで相手を攻撃する。

エアKやドロップショットなど多彩なショットでポイントを奪っていく。

今も錦織選手のテニスが面白くて、見入ってしまいます。

3、変化の能力が活かせるスポーツとは?

変化させることは色々なスポーツで活かせます。

サッカーとバスケットボールが代表例です。

・ドリブルの切り返しで相手をかわす

・味方のパスをゴールに向かってシュートを打つ

鍛えておくと、他のスポーツにも役立てます。

ぜひお試しください。

[鍛え方紹介] テニスに必要な7つの能力 ①距離感(定位)『テニスは難しい。』 と思う方は多いです。 そこで今回の記事は、テニスに必要な能力とその鍛え方について書いて行きます。 ...