今回はラケットインプレッション。
しかも昨年発売のHEADのグラフィン360EXTREMEです。
「なぜ今更、このラケットを?」と思う方がほとんどだと思います。
その理由は、このラケットが根強い人気で売れているからです。
私も使用しています。
一般的(?)には有名じゃないラケットかもしれませんが、
一度使うとこのラケットの良さに気づきます。
うちのスクールでもいまだに売れているラケットの一つです。
そんなEXTREMEを試しに打ってみてほしいので、今回記事を書きます。
目次
グラフィン360EXTREMEってどんなラケット?
メーカーHEADのツアーシリーズの中で、
最もスピンがかかり、ボールを飛ばしやすいモデルになります。
フレーム厚が厚めで、ラケットフェイスが丸形の形状で、
ストリングパターンは一般的な16×19ですが、
マス目が大きいので、よりボールが引っ掛かりやすいモデルです。
「なんだよ厚ラケかよ」とボックス形状や薄ラケが好きな方は思うかもしれませんが、
しっかりしたスピンがかかるので、ベースラインでぐっと球が落ちてくれます。
ラケット中央に当たると気持ち良い打球感で、手首や肘にも優しいです。
グラフィン360EXTREMEってプロの選手は誰が使用している?
トッププレーヤーでいえば、リチャード・ガスケ選手です。
7/22日現在、世界ランキング65位、フランスの33歳の選手です。
ガスケと言えば、天才的と言われた片手バックハンドストロークの名手。
非常に大きなテイクバックから、広角に打ち分けるストロークが特徴です。
私もガスケと同じ世代ですが、ガスケファンの方も多いです。
他には、日本人選手の江原弘泰選手。
2014年全日本テニス選手権でシングルス決勝で杉田祐一選手を破り、優勝者でもあります。
グラフィン360EXTREMEのシリーズは?
メインは3機種。
S、MP、PROになります。※画像は全部同じになるので割愛
スペックは、
定価(税抜き) | 32,000円 |
---|---|
フェイスサイズ | 100inch |
重さ | 280g |
バランス | 33.5cm |
ラケット長さ | 27inch |
フレーム厚 | 23-26-21mm |
ストリングスパターン | 16×19 |
グリップサイズ | G1〜G2 |
定価(税抜き) | 32,000円 |
---|---|
フェイスサイズ | 100inch |
重さ | 300g |
バランス | 32.5cm |
ラケット長さ | 27inch |
フレーム厚 | 23-26-21mm |
ストリングスパターン | 16×19 |
グリップサイズ | G2〜G3 |
PRO
定価(税抜き) | 33,000円 |
---|---|
フェイスサイズ | 100inch |
重さ | 310g |
バランス | 31.5cm |
ラケット長さ | 27inch |
フレーム厚 | 23-26-21mm |
ストリングスパターン | 16×19 |
グリップサイズ | G2〜G3 |
メインターゲットは、
Sは初心者からスクール女性の上級者まで、
MPは男性、部活などやっている学生
PROはガンガンストロークで振り回す方
といったところです。
うちのスクールでは、初心者や初級者が使いやすい『S』が好まれています。
グラフィン360EXTREMEは誰が使っても間違いない1本
多くのテニス愛好家はラケットメーカー多数、もちろんラケットも多数で、どれが自分に合っているか、わかりません。
正直、スクールのコーチ達は、スクールで契約していたり、コーチ個人が契約しているメーカーのラケットを勧めがちです。
私も自分が使用しているからという理由はゼロではないですが、
やっぱりコーチをしていると、明らかにプレーやレベルに合っていないラケットを使っているスクール生を多く見かけます。
購入する理由は様々ですが、私がそう断言する理由は、オールラウンドに使いやすいラケットが良いと思っています。
テニスのショットは、ストローク、ボレー、サーブ、リターン、スマッシュ。
その全てのショットがバランス良く使いやすいラケットを、コーチとして勧めたいと思っています。
このグラフィン360EXTREMEはそんなオールラウンド、またどんなレベルにも使いやすいラケットだと自信を持っていえます。
ぜひ、一度お試しください。