コーチをしていると色々なテニスプレーヤーに出会います。
その中で、
「打ち方めちゃくちゃなのに、試合にめちゃくちゃ強い」
想像の通り、試合をたくさん経験し、独学でプレーしている方です。
おそらく誰にも教わらなくて、自分のやりやすい打ち方でプレーされていますが、
不思議と試合で強い人。
読者がどんなプレーヤーを目指しているか、またどんな形でテニスに接しているかは分かりませんが、ぜひ初心者の打ちから試合に挑戦してほしいです。
その理由を説明していきます。
目次
なぜ試合をやったほうが良いのか、現役テニスコーチが語ります
試合をやったほうが良い理由、それは本番の緊張感を味わってほしいからです。
テニスは枠の中に入れるスポーツです。
逆に言えば、どんな速いボール、カッコいい打ち方もテニスコートに入らなければ何の意味もありません。
だから、試合の緊張感の中で、自分が打てる枠の中に入るショットを打ち続けなければ、試合でポイントを取ることは出来ないです。
おそらくどんな優秀なプレーヤーやコーチも口を揃えてこんなことを言います。
「練習と試合は違う」
「試合は練習の3割出せれば良い」
私もそう思っています、事実そうです。
本番の試合で使えるショットは、練習でただボールを打っているだけとは比べ物にならないほど質が下がります。
でもそれがテニスの本質です。
逆に言えば、コートに入れる技術が上がり、ミスを減らすプレーをドンドン行うことになります。
だから、上達のスピードも早まります。
試合のルールを説明しよう
知っている人は飛ばしてください。
テニスは4点取ったら1ゲーム、6ゲーム取ったら1セットというのがよくあるルールです。
点数の数え方は、0(ラブ)、15(フィフティーン)、30(サーティ)、40(フォーティ)。
同じポイントになったら15-15(フィフティーンオール)になります。
40-40の場合は2点差が付くまでゲームを続けるデュースと、
1ポイント取ったらゲーム獲得のノーアドバンテージ方式がございます。
この記事は2019年に記載していますが、今年もプロの試合でもたくさんのルールが変わっています。
その中で、4ゲーム先取の試合方式を実施しています。
なので、自分たちが楽しめる範囲で試合するのが良いです。
現役テニスコーチが語るスクール生にやってもらいたい試合とはレンタルコートで試合をする
試合は色んな形で申し込むことが出来ます。
JOPと言われる日本ランキングが付き賞金も入る試合、会社の実業団の試合、各地域がやっている試合と様々です。
試合に慣れている方は、ぜひ地域の試合や、テニススクールで試合を開催しているところに参加しています。
ぜひ試合をやったことない、スクール生に私がお勧めしたい試合は、
『同じクラスの参加者とレンタルコートで試合をすること』です。
それはなぜか?
参加者のテニスレベルが良くわかり、自分と近いからです。
知っている人同士でお試しで試合するほうが、知らない人とプレーするよりとても楽だと思います。
仲良くなっていって、徐々にその和が広がると、いろいろな参加者とプレーすることが出来ます。
現役テニスコーチが語る試合をすると上達するまとめ
〇試合をすると上達する理由とは
・コートにコントロールする技術が身につく
〇試合のルールは?
1セットマッチが通常だが、プレーする人と話して変更するのもあり
〇どんな試合が良いの
同じスクール生同士でレンタルコートを借りて、プレーしてみよう
ぜひ試してみてください!