幼稚園生、小学生を教えているテニススクールも多くあります。
育成などの選手コースがないスクールとあるスクールでは、レッスンの質が大きく変わっていきます。
それは選手コースがあるテニススクールでは、子どもが強くなる為にはどんなことが必要かが分かっているからです。
具体的に子どもが強くなるために必要なこととは、
『楽しめる雰囲気作り』『マナーなどの規律性』『基礎練習』がレッスンの中でプログラムされているスクールはおススメしたいです。
項目毎に解説していきます。
もし読者の方が、『自分の子どもにテニスを習わせたい』『どんなテニススクールが良いか良くわからない』と思っている方の参考にしてもらいたいです。
目次
1、テニスコーチは頑固おやじ!?ジュニアテニススクールは楽しめる雰囲気が大事
週に1回のテニススクールに通うのであれば、楽しいことが大前提。
テニスが楽しいが一番ですが、雰囲気が怖かったり、楽しいコーチとレッスンしないと、楽しめないことは良くあります。
特にテニスコーチのイメージが頑固オヤジのような、昔ながらの人に当たるときついです。
『テニスコーチもサービス業』
『テニスを教えながら、スクール生が楽しく通ってくれることが大事』
私はある先輩からそう教わり、
「何言ってるんだ」「テニススクールはテニスを上手くさせるんだ」と思っていた時もありました。
その時期はスクール生がスクールを辞めてしまう人が多かったです。
私のレッスンが独りよがりでスクール生の気持ちを理解しようとしていなかったんです。
「テニスを上達させたい」と思ってコーチをしていたのに、「テニスから離れるきっかけを作ってしまった」自分のレッスンを後悔しました。
それからは、スクール生がもっと楽しく上達出来るようにと、スクール生の表情や最近の傾向などを気をつけながらレッスン始めました。
小学生も同じで、
テニスを上達するために指導することと、
長く楽しめるための工夫がコーチ・スクールに必要です。
2、レッスンの時間はたった1時間。沢山ボールを打つために必要なことは規律性
私が働いているテニススクールは、小学生クラスは60分です。
どのテニススクールも時間は50分〜60分です。
そして1コート辺り10人以上いるスクールはざらにあります。
理論も大切ですが、楽しく上達するためにはたくさんボールを打つことが大切です。
たくさん打つためには、スクール生の協力が必須です。
次だいたい何をやるか理解していて、
順番やボール拾いを素早く出来るかが、たくさんボールを打つことに繋がります。
だからコーチが子どもたちに急かして移動させるスクールは、良いスクールの条件です。
ただし、選抜クラスや強化クラスになると話は変わってきます。
そういったクラスは、時間が長く、週4回以上、また1コート辺りの人数が少ないです。
試合で勝つためには、ボールや移動、休憩などの時間に、呼吸を整え、自分のやるべきことを整理することが求められます。
だから、もしお子様が選手を目指すのであれば、移動に対する考えはコーチに確認した方が良いでしょう。
3、レベル差があっても基礎練習。初心者にも優しいテニススクールは基本を必ず教える
どのテニススクールでもスクール歴が長い人はいるものです。
スクール歴の長い人と短い人であれば、長い人はレッスンの流れを知っている人です。
この人達にレッスンを合わせてしまうと、スクール歴が短い人達にとって、「テニススクールって難しい」と思われてしまいます。
そうならないように基本のメニューと応用のメニューをバランス良く取り入れているかが大切になります。
特にジュニアクラスでは、幼稚園から始めている子もいれば、今日初めてテニスをやる子が一緒の場合もあります。
(クラス分けは各スクールに確認してください。)
歴が長いスクール生も短いスクール生もどちらもバランス良く楽しめる、ドリルを構成しているか。
特に基本的なことをレッスンでいつも伝えているか、コーチやスクールに聞いてみるのも良いでしょう。
4、子どもが上達するテニススクールは、集団心理、マナー、基礎練習がきっちりしている、まとめ
このように初心者に対してや、人数が沢山いる中での工夫がスクール、コーチに求められています。
・テニスコーチはサービス業
・ジュニアに規律性を教えているか
・基本練習をしっかり行なっているか
ぜひ確認して下さい。