今年の2月以来、草トーナメント、シングルスに出場してきました。
最高気温35度の中で、3試合戦いました。
9名出場のオープン大会で、優勝することが出来ました。

正直な感想を言うと、勝てたのはたまたまです。
負けてもおかしくないどころか、ラッキーに次ぐラッキーで優勝することが出来ました。
記録として残しておきます。
目次
1、出場した大会、インスピリッツテニスクラブさん
出場した大会は、埼玉県でテニス大会を運営している、インスピリッツテニスクラブさんです。

毎日、埼玉県を中心に大会が開かれていて、3000円と安い価格で3試合保証がついています。
とても人気が高く、どの大会も満員になります。
1年ほど前からYoutubeのテニスチャンネルも開設し、8/20現在 チャンネル登録者数約9000人です。
ショット解説動画や、対戦、コラボ、成長日記と幅広いコンテンツを配信しています。
この日の運営スタッフさんは、佐藤可奈さんは動画で見るより可愛かったです。
※インスピリッツテニスクラブさんはコロナウイルス感染症対策(検温、消毒、試合以外でのマスク着用、ソーシャルディスタンスを保つ喚起)を行っております。
今大会は参加者9名を3ブロックに分けて、総当たり戦。
1位が決勝進出で、先にブロックが終わった1位同士で準決勝、勝者ともう1名で決勝を行います。
2位、3位はエキシビジョンマッチを行います。
2、1回戦、6-2 バックハンドの強打
初戦、感染症対策の為、アップはサーブ4本のみ。
最近、肩の調子が良くない為、コントロールしながら打つけど、ダブルフォルト量産………orz
1ゲーム、ダブルフォルト3本出して、ブレークされるゲームもありました。
それでもブレークしてリードして展開していけました。
相手は安定したストロークでしたが、浅くなることが多く、左右への揺さぶりとスライスで低く打たせることを意識しました。
フォアハンドのミスが多かったので、特にフォアを重点的に狙っていきました。
4-1でリードしていたところ、相手選手も腹を括ってきたか、バックハンドで強打を連発。
3連発でダウンザラインに打たれ、エースを取られてから、バックの強打が入る入る。
ブレークされてしまい、4-2となり、これはヤバいかもと思いました。
ですが、『負けてもともと』『良いプレーを心掛けよう』と無心でプレーし、なんとかミスなくプレーを続け、6-2で勝利することが出来ました。
3、2回戦、6-5 スキがない学生
サーブ練習から明らかに強いオーラを放っていました。
上下ウェアがミズノ、ラケットプロスタッフ、細みながら筋肉がしっかりある身体、風格。
『こりゃめちゃ強そうだな』と思い、試合に臨みました。
慌てまくった最初のゲームで、自分からミス連発。
相手を想像以上に高く設定し、打たなきゃ・攻めなきゃと思っていました。
これはいけませんね。
次のゲームからはまずはラリーをしようと、冷静になり、長いラリーでポイントが取れるようになりました。
相手選手のフォアハンドの逆クロスの強打とバックハンドの順クロスのコントロールが良く、こちらがバックハンドで打たされる場面がとても多かったです。
走らされるので、スライスが多くなりましたが、何とか深く返すことと、低く返すことを混ぜながら、相手のミスを誘い、1ブレイクでリードしながらゲーム展開を進めていきました。
5-3のサービングフォーザマッチのゲームから、相手のミスが減り、スピンをしっかりかけながら、深くボールを打たれることが増えてきました。
ボールに球威に抑れ、ブレイクされてしまいました。
5-4、相手サーブのゲームでなんとかかんとか40-40までいき、レシーブを返したが浅くなり、相手が前に来たところをパスを打とうとしました。
浮いてしまい、相手の鋭いバックボレーがサイドライン沿いに。
正直、体力の限界も来ていて、ボールの落下地点が良く見えませんでした。
『ショックな気持ち』と、『もっとこの試合を楽しめる』という、謎のブレンドした感情は、次のゲームを切り替えてプレーが出来ました。
正直、どんなプレーをしたか覚えていませんが、最後は相手の体力切れで何とか勝利をもぎ取りました。
4、3回戦、6-4 戦略が幅広いテニスコーチ
2試合目が終わったときに、すでに他のブロックの総当たりが終わっていました(泣)
おそらく、2試合目は1時間以上行っていました。
その為、1位トーナメントで準決勝を勝ち上がった選手と私が対戦します。
勝ち上がった選手は予選2試合目と準決勝で6-5で勝ち、明らかに疲労困憊でした。
サーブも上手く、トップスピンやスライスでテンポを変えたり、ポジションを前に取るなど、どんなプレーをしていくか予想がつきませんでした。
私は2試合目が終わってから休息する時間があり、相手は連戦続きで疲れているので、何とか相手を走らせて、たとえ0-5になっても相手を動かすことを考えていました。
特にバックハンドでスライスを打つ場面は、ドロップを多用します。
バレないように深く打つショットと混ぜながら、それでもドロップを多く打ち、返されても次のボールでロブを上げて、相手を動かすことに集中しました。
その結果、ドロップのパターンは8割ぐらいポイントが取れていました。
ですが、相手選手の地力が高く、ドロップを簡単に打たせてはくれません。
具体的には相手選手のバックハンドスライスがぐっと伸びてくるため、無理やりドロップを打つと、ミスしてしまう恐れがありました。
また、相手選手のポジション取りが上手く、いつの間にか前でボレーされています。
ボレーに来て、私が足元にコントロールして打ちますが、難なく返されて結果苦しい体勢になるのは私でした。
一番の衝撃は、フォアのハーフボレーを完璧なコントロールでドロップ打たれました。
何とか4-4までもつれ、40-40になり、またまた相手サーブを返しましたが、浅くなり、相手がボレーに出てきました。
パッシングで抜こうと打つと、ボールが浮いてしまい、相手選手のフォアボレーで叩かれてしまいました。
私のボールが浮いた瞬間、「終わった」と思いましたが、何と今までミスらしいミスがなかった相手がフォアのチャンスボールをミスしてくれました。
そのままの勢いで何とかゲームを取り、6-4でゲームセット。優勝を決めた瞬間でした。
5、半年振りのシングルス出場!現役テニスコーチ vs テニスコーチ、学生 まとめ
簡単ではありますが、試合に出てきたまとめです。
〇出場した試合は、インスピリッツテニスクラブさん シングルス オープン大会
〇最高気温36度、私は3試合実施で、辛くも優勝
〇1試合目は6-2 バックハンドの強打を避けてプレー
〇2試合目は6-5 粘りに粘って勝利
〇3試合目は6-4 相手の疲労を狙って勝利
今回のように、気温が高く、長時間の試合になると、格上の選手にも勝てるチャンスは広がっていきます。
諦めずに自分がやること、やりたいこと、目標を達成するため、1ポイント1ポイントを重ねることの大切さを、改めて感じました。
もちろん自分の調子や体力を見て、無理のない範囲でプレーしましょう。
ぜひ皆様、試合に挑戦してみてください。私もまた挑戦します。