
先日、最高気温35度の猛暑で試合をしてきました。
シングルス出場in インスピリッツ!現役テニスコーチ vs テニスコーチ、学生 結果は…
暑さのピークは過ぎたとの予報ですが、まだまだ30度を越す日は続きそうです。
夏の試合は相手との戦いというより、暑さとの戦いです。
自分が集中してプレー出来る準備をしていくことが、まず大事です。
そこで今回は、真夏の試合に出る時に準備する10のアイテムについて、記事を書きます。
上級者なら全て準備している人も珍しくありません。
初級者、中級者の方の勝率が上がるように、事前の準備を意識してください。
目次
[初級、中級必見]真夏の試合で準備したほうが良い10のアイテム
それは、①保冷剤、②グリップテープ、③芍薬甘草湯、④エネルギー補給飲料、⑤タオル、⑥全身の着替、⑦帽子、サンバイザー、バンダナ、⑧スポーツドリンク、⑨リストバンド、⑩扇風機、うちわです。
一つずつ解説していきます。
①保冷剤

プレー中は、全身に熱を帯びてしまいます。
熱を冷まし、熱中症の予防はもちろん、冷静な判断や集中力を保つことが必要です。
保冷剤で、首、脇の下などを冷やすと、全身の熱が下がりやすいです。
保冷剤ではなく、氷のうもオススメです。
②グリップテープ
汗はプレーヤーにとって、とても邪魔な存在です。
特に、グリップが汗で濡れてしまうと、ラケットを持つ手に力が入りづらくなります。
私のスクールでも、プレー中、汗で滑ってラケットを放り出してしまう人を何人も見ています(非常に危ないです)。
汗をかきやすい人は替えのグリップテープを何枚か用意しましょう。
③芍薬甘草湯
痙攣防止の漢方です。
特に夏場は試合に集中すればするほど、知らないうちに疲労がたまりやすいです。
痙攣したら、すぐに試合を棄権しましょう。
その予防ための最も有名なアイテムが芍薬甘草湯です。
芍薬甘草湯の詳しい説明はこちら。
④エネルギー補給飲料

試合を行うと、糖分も失います。
集中力を保つ、プレーの質を落とさないためには吸収の良い糖分を摂取した方が良いです。
ウイダーinゼリーなどのエネルギー補給飲料がオススメです。
バナナも良いですね。
⑤タオル

忘れがちになりやすいタオルです。
私は試合に出る度に忘れていたと言っても過言ではありません。
大きめのバスタオルか、スポーツタオルのサイズなら2枚以上がオススメです。
小さいスポーツタオルだと、全て湿ってしまい、汗を拭き取ることが出来なくなってしまいます。
補足として、タオルは試合中にコート後方に置いておき、ポイント間で汗を拭くことが出来ます。
これで1ポイント毎に、集中してプレーをしましょう。
⑥全身の着替

全身の着替えを多く持っていきましょう。
シャツは1セットに2枚、パンツやアンダーウェア、靴下は1試合毎に変えましょう。
汗で濡れたウェアは重くなり、また身体の汗を吸いとってくれないので、熱がこもりやすくなります。
シャツはチェンジコートにコート上で着替えが出来ます。(女性はセット終了時に)
⑦帽子、サンバイザー、バンダナ、

帽子サンバイザーは、日除けの理由もありますが、汗が目に入りづらくするためです。
ポイント間はタオルで拭けても、ポイント中に汗が流れて目に入ったら、そのポイントを高確率で失います。
⑧スポーツドリンク
汗で流れた塩分を取り戻すためには、スポーツドリンクです。
私は過去、試合で水だけでプレーしていたら、一気に集中力が抜けて、プレーの質が下がった経験があります。
塩分補給は必要です。
⑨リストバンド
汗は腕から手まで流れてきます。
プレー中にグリップが滑らないように、リストバンドもオススメです。
⑩扇風機

インスピリッツテニスクラブさんでは、コートのベンチに小さい扇風機が準備されていました。
これがチェンジコートの度に助かりました。
試合中に使えるかは分かりませんので、運営のかたに聞いてください。
その際はうちわもオススメです。
私も団体戦のベンチコーチに入ったときは、うちはで選手を扇ぎました。
風で熱を取り除きましょう。
[初級、中級必見]真夏の試合で準備したほうが良い理由、大会は1試合じゃない

初級、中級者が出場する大会は、1日数試合行います。
またドローの関係上、試合が終わった5分~10分後に次の試合が行われることもあります。
連戦でも集中力を保つために、事前の準備が必要です。
[初級、中級必見]真夏の試合で準備したほうが良い10のアイテム、まとめ

○10のアイテム
①保冷剤
②グリップテープ
③芍薬甘草湯
④エネルギー補給飲料
⑤タオル
⑥全身の着替
⑦帽子、サンバイザー、バンダナ
⑧スポーツドリンク
⑨リストバンド
⑩扇風機、うちわ
○アマチュアの大会は連戦もありえるから、大会を勝ち抜ける最高の準備をしましょう!