コーチ業を始めて15年。
テニスを教えている日々を過ごしています。
ほぼ毎日、さまざまなスクール生を見ていて、
『テニスコーチという職業は本当に必要だなぁ』
と思います。
そう思う理由が3つあります。
スクールに通うかどうか悩んでいる人は、ぜひ参考にして下さい。
目次
1、コーチに教わったことがない私が、テニスを教える職業に就く
私がテニスを始めたのは、高校の部活でした。
顧問は名ばかりで、指導してもらった覚えがありません。
試合は引率し、部活にも顔を出していましたが、それだけです。
ではどうやって練習していたか。
見よう見まねで、友人や先輩の打ち方を真似しました。
ラリーをやり、ゲームをやり、日々色んな練習をしていました。
私の中ではテニスは遊びの延長で、試合で勝ちたいという思いよりかは、楽しく遊びたいというものでした。
だから、試合で負けても良い試合が出来れば、自分の中では満足していました。
そんな私ですが、高校卒業後、テニスコーチを始めました。
2、初心者がテニスコーチを必要とする3つの理由
初心者は何をどう教わっていいか分かりません。
初心者ほどテニスコーチが必要です。
その理由を3つにまとめてみました。
2.1 分からないことが分からない
初心者の悩みの多くは
「色んなことが分からないんだけど、何をどう聞いていいのかも分からない」
です。
グリップの持ち方、ラケットの振り方、ボールとの距離の取り方
「分からないことが分からない」から、聞くことも出来ない。
そんな時、コーチからアドバイスをもらう。
「正直よく分からないけど、コーチから言われた通りにやっているとうまく打てた」
テニスを教えるプロだからこその技術です。
2.2 実際に打ってみてアドバイスをもらえる
今はYouTubeで動画が様々あります。
プロの試合、技術解説、ラケット試し打ちした感想。
観て学ぶことはとても大切です。
ですが、実際にどうなっているかは打つところ見ないと分かりません。
プロの打ち方を真似する人が増えています。
合っている人もいれば合っていない人もいます。
それはそうですよね。
錦織圭選手と大坂なおみ選手も打ち方は違います。
だからこそリアルの打球に大して、アドバイスがもらえるテニスコーチが必要です。
2.3 仲間が集まる
テニスコーチが所属するテニススクールの多くは、はじめてクラスがあります。
はじめてクラスは、その名の通り、テニスを始めてプレーする人です。
つまり、同じレベルの人がいます。
この人達は、初心者の方が通ってきた道の少し先を歩いています。
だから、初心者の方の悩みや不安に思っていることと同じことを共有しています。
一緒にプレーして、話を聞いたりする事で、さらに上達していきます。
一緒にいる仲間がいた方が情報が多く、上達スピードが増していきます。
3、テニススクールで体験レッスンを受けてみよう
まずは体験レッスンに受けてみて下さい。
多くのスクールは無料〜1,080円で受講できます。
大坂なおみ選手の全豪オープンテニス2019優勝で、スクールで多くの仲間と会えるはずです。
ぜひお近くのテニススクールを検索してください。