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全仏オープンテニス2021 I・シフィオンテク敗退、M・サッカリってどんな選手

全仏オープンテニスもいよいよあと4日間。

女子シングルス準々決勝、昨年優勝したI・シフィオンテク選手が破れてしまいました。

個人的に非常にショックです。

対戦相手はM・サッカリ選手。

・・・?誰?

失礼ですが、どんな選手か知りませんでした。

今回の記事では、I・シフィオンテク選手vsM・サッカリ選手の試合を解説していきます。

全仏オープンテニス2021 I・シフィオンテク敗退、vs M・サッカリ スコア・スタッツ

スコアは6-4、6-4のストレートでサッカリ選手

全ての項目でシフィオンテク選手が負けています(泣)

では、サッカリ選手はどんなプレーだったのでしょうか?

全仏オープンテニス2021 I・シフィオンテク敗退、vs M・サッカリ M・サッカリはどんな選手

まずはサッカリ選手の基本データ(テニス365より引用)です。

基本データ

名前:マリア・サッカリ

シングルス世界ランキング18位(2021/6/10現在)

国籍 ギリシャ
出身国/居住国 ギリシャ
生年月日 1995年7月25日
性別
利き腕 右利き(バックハンド両手打ち)
身長 172 cm

ラケット・Wilson ウルトラ

ウェア・アディダス

男子の世界ランキング6位のS・チチパス選手と同じギリシャ出身です。

M・サッカリの特徴

3つあります。

一つ目は見た目でわかるとおり、すごい筋肉によるパワフルなストロークです。

フラットドライブで鋭くダウンザラインに撃ち抜き、シフィオンテク選手を攻撃しています。

二つ目はフットワークです。

世界のトッププロの中でも足が早く、シフィオンテク選手がライジングで角度をつけて打っているのに、スムーズにボールに追い付き、より厳しいボールを打っていました。

三つ目はサーブです。

若干早いタイミングで打つ、クイック気味のサーブです。

スピード・スピンもありますが、早いタイミングで打つサーブは、リターン側のタイミングが取るのが難しくなります。

この3つの特徴で、シフィオンテク選手を追い込み、勝利しました。

全仏オープンテニス2021 I・シフィオンテク敗退、シフィオンテクが破れた理由は疲れ

上記の特徴で攻め立てていきましたが、シフィオンテク選手が敗れてしまった理由は疲労の可能性もあります。

『大会に出てれば、全員同じ条件だろ』

と思う方いると思います。

ただ、シフィオンテク選手、ダブルスも出場しています。

第14シード I・シフィオンテク/B・マテックサンズ

シングルスに集中したい選手はダブルスに出場しないことも多いので、もしかするとその疲れがあったと予想できます。

それでも自分で出場を決めたのですが、ダブルスも挑戦していることは、20歳のシフィオンテク選手のプレーの幅をさらに広げると期待します!

全仏オープンテニス2021 I・シフィオンテク敗退、M・サッカリってどんな選手まとめ

まとめると、

  1. M・サッカリ選手が準々決勝で前年度優勝のシフィオンテク選手に6-4、6-4で勝利
  2. ギリシャ出身の25歳、世界ランキング18位
  3. 特徴は力強いストローク、素早いフットワーク、早いタイミングのサーブ
  4. シフィオンテクはダブルスの疲れもあったのか?

残念ながらM・サッカリ選手は準決勝で敗れてしまいました。

良い選手、良い戦いをこれからも期待しましょう。