グランドスラム

全仏オープンテニス2021開幕!錦織圭、大坂なおみのドローと注目ポイント

2番目のグランドスラム、全仏オープンテニスが5/30(日)~開幕しました。

いよいよグランドスラムの中でも過酷な大会が始まります。

今年はどんなドラマがあるのか。

錦織圭選手、大坂なおみ選手を始めとする日本人選手の活躍はどうなるか、注目ポイント含めて解説していきます。

全仏オープンテニス2021開幕!基本情報

まずは全仏オープンについて基本情報の確認です。

  • 全豪に続き、2番目のグランドスラム(2020はコロナ禍の影響で9月に開催)
  • サーフェスはレッドクレー 球足が遅く、バウンドが跳ねやすい
  • ラリーが長く続きやすいので、フィジカルが強い選手が有利
  • 上位選手が敗れる波乱の試合が多く出やすい
  • 男子の絶対王者はR・ナダル選手、女子はほぼ毎年優勝者が変わる(2020はI・シフィオンテク選手)

2020はコロナ禍の影響で、数々のトップ選手が欠場を表明していましたが、今年は多くのトップ選手が参戦しています。

昨年いなくて今年出場する選手で注目は、男子はR・フェデラー選手、女子はA・バーディ選手でしょう。

フェデラー選手に至っては、今年の出場大会もまた3大会しかないので、戦いに注目が集まります。

全仏オープンテニス2021開幕!錦織圭、大坂なおみのドローと注目ポイント

さて、注目のドローですが、私的に注目は3つあります。

トップハーフにビッグ3

世界的に注目のドローはこちらです。

N・ジョコビッチ選手(1)、R・ナダル選手(3)、R・フェデラー選手(8)が、準決勝までに対戦するトップハーフに入っていることです。※( )はシード順

ここ10年以上、ほとんどのグランドスラムで優勝してきたビッグ3が決勝で対戦する可能性がないことに驚きです。

順当の勝ち上がりで行けば、準々決勝でナダル選手vsフェデラー選手、準決勝でジョコビッチ選手vsナダル選手になります。

逆に言えば、もう一つの山は混戦を極めるでしょう。

第2シードのD・メドベージェフ選手はクレーで良い成績を残していませんが、D・ティーム選手(4)、S・チチパス選手(5)、A・ズベレフ選手(6)は調子を上げてきていますので、どの選手が勝ち上がるか、楽しみです。

錦織圭 vs トップ10 Aズベレフ

さて、次は日本のエース錦織圭選手です。

徐々に調子を上げてきていますが、今年に入ってトップ10の選手には勝てていません。

順当にいけば、ベスト16でA・ズベレフ選手と対戦します。

ここまで勝ち上がることはもちろんですが、体力を温存してストレート勝ちが出来るかが鍵になってきます。

2回戦、3回戦とシード選手との対戦も注目です。

前回優勝者I・シフィオンテク vs 大坂なおみ

女子シングルスは、全豪オープン2021を優勝した大坂なおみ選手の戦いです。

中々体力的に厳しい対戦となることが予想されます。

その理由は、大坂選手の武器であるサーブの威力が、全仏のコートでは薄れてしまうため、ラリーが長く続きやすいからです。

もちろんストロークも超強力ですが、ラリー戦が長く続く大会に体力と集中力がどれだけ保てるか。

体力・集中力の向上が全豪オープン2021で勝ち上がったことに繋がるのですが、スライスを使ってペースを変えてくる選手も多数います。

個人的には決勝まで勝ち上がり、前回優勝者のI・シフィオンテク選手との打ち合いを観たいです。

I・シフィオンテク選手は昨年同大会で初めてプレーを観てからファンになりました。

大坂選手同様、注目してほしいです。

全仏オープンテニス2021開幕!他の注目ポイント

さて、今大会がコロナ禍で開催されていることも注目ですが、もう一つ気になるニュースが大会までに発表されました。

それがこちら。

大坂なおみ選手が試合後の会見を拒否したことです。

選手のメンタルケアを損ねているとし、発表をした大坂選手には、賛否両論分かれています。

メディアに対するあり方に一石投じたことは間違いないので、試合後の各選手の会見にも注目です。

おそらくどの試合の会見でも大坂選手の発言について、質問が飛び交うと思います。

1回戦を勝利した大坂選手は表明通り、会見を行っておりません

全仏オープンテニス2021開幕!錦織圭、大坂なおみのドローと注目ポイント

全世界が注目する全仏オープンテニス2021が開幕しました。

まとめると、

  1. 全仏オープンテニス2021基本情報 昨年との違い、コートサーフェスなど
  2. ドローのポイントは、ビッグ3と錦織圭、大坂なおみ
  3. 試合以外の注目ポイント、大坂なおみの会見拒否について

です。

今大会のドラマにますます注目です。うぅーこれからの対戦が楽しみ~!