さて、全仏オープンテニスもいよいよ終盤です。
試合が盛り上がっているなか、昨日は、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
それがこちらです。
💥試合中に勢いよく食事「炭水化物ほしかった」 世界66位が四大大会初8強へhttps://t.co/g4yk1jL05P pic.twitter.com/HHZQcIGzKG
— tennis365.net テニス365 (@tennis365) October 6, 2020
試合中にスプーン(フォーク?)を持って、何かを食べています(笑)
全仏オープンで行われているのだから、もちろんルールでOKです。
実は、試合中に食事を取ることは非常に大切なことなのです。
今回の記事は、『試合に出ているプレーヤーが終盤でもプレーの質を落とさず、よりよいテニスを楽しむため』にぜひご覧ください。
目次
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!お弁当食べて良いの?内容
現在行われている全仏オープンテニス2020、女子シングルス4回戦、世界ランキング66位のL・シゲムンドが同87位のP・バドサの対戦で、お弁当を食べるシーンがありました。
それは、バドサ選手がメディカルタイムアウトを取り、シゲムンド選手が待機していた時に行われました。
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!お弁当食べて良いの?シゲムンド選手の回答
食事を取ったシゲムンド選手は、こう語っています。
「炭水化物を取ろうとした。バーを食べようとしたけど、できなかった。だから、トレーナーに『何か他の物を持ってきて』と頼んだ。何か炭水化物が欲しかった」
「ポテトとかお米とか、何でも。体が欲しがっているものに耳を傾けなければならない。体は正直に欲しいものを言ってくる。彼女(バドサ)はメディカルタイムアウトをとった。だから食べることが実際できた」
引用:テニス365HP
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!何でお弁当食べれたの?メディカルタイムアウト
これは、相手選手がメディカルタイムアウトを取ったからです。
メディカルタイムアウトは、3分間治療を受けることが出来ます。
その間、相手選手は、待っているだけでその行動は制限されていません。
テニスは円滑に試合を進めるために、細かく時間が制限されています。
ポイント間では20秒、チェンジコートの際は90秒、セットチェンジの際は120秒です。
その間にタオルで身体を吹いたり、水分を補給したり、着替えを行ったりすることは可能です。
食事も水分補給に含まれているため、素早く取りやすいバナナやゼリー飲料が代表的ですが、果物を取る選手などもいます。
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!何で食事を取るの?炭水化物=糖分
テニスはストップ&ダッシュを繰り返し、身体全身を使う激しいスポーツです。
試合が終わったあとに数kg体重が落ちるのも珍しくありません。
その理由は、身体の中の糖分がエネルギーに変えられて、消費するからです。
ちなみに、炭水化物はほぼ糖分です。
身体の中の糖分が少なくなっていくと、エネルギーに変えられなくなり、動きが鈍くなっていきます。
そうならないように、選手たちは試合中でもエネルギー補給を行っています。
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!一般プレーヤーも糖分補給は大切
さて、一般プレーヤーで試合中にエネルギーを補給する人は少ないです。
それは、1セットマッチという短い試合では、エネルギーを使いきることが少ないからです。
しかしもし、読者のあなたが試合で負けてしまう原因が、試合中のプレーの質の低下かもしれないです。
競っている試合や、連戦続きで疲労がたまりやすい時に、糖分を補給し、質を保てるようにやってみてください。
ちなみに、バナナやゼリー飲料は、エネルギーに変わりやすいため、お勧めです。
全仏オープンテニス2020 試合中に食事!お弁当食べて良いの?まとめ
・全仏オープンテニス2020で、試合中にお弁当食べるシーンがある
・女子シングルス4回戦、シゲムンド選手vsバドサ選手
・バドサ選手がメディカルタイムアウトで時間があったため、食事が取れた
・.糖分はエネルギーに変わりやすいので、必要
・一般プレーヤーも、連戦が続いたり、試合が競ってきたときは摂取する
皆さんも集中を切らさないように、プレー以外の面も気を付けてみてください!