ゴールデンウィーク真っ最中ですが、テニスをしていますか?
私が勤務しているテニススクールでは、通常の期で行われているレッスンではなく、特別レッスンで営業しています。
1回○○円で受けられるテーマレッスンですね。
色々なコーチやテーマがある中で、今回久しぶりに1時間のプライベートレッスンを行いました。
8年前ぐらいに30分のプライペートレッスンは行っていましたが、かなり久しぶりで、受けるスクール生はもちろんですが、担当する私もドキドキしながら行いました。
今回合計4名の方を担当しましたが、それぞれ上達して、スクール生にも上達は感じていただけたかと思っています。
その中で、気が付いた5つのポイントをまとめました。
それは、この5つのポイントを抑えていないプライベートレッスンを受けると上達感がない時間を過ごし後悔してしまいます。
今では動画のプライベートレッスンや、各スクールにもプライベートレッスンがあります。
そこでプライベートレッスンを受けようと思っている方は後悔せず、上達するためにも5つのポイントを押さえておいてください。
1、友人から評判の高いコーチか信頼しているコーチを選ぶ
プライベートレッスンを行い、正直ヒヤヒヤしながらレッスンを担当しました。
15年歴があるものの、せっかく受講してくれたスクール生が上達しなかったらどうしようと内心ドキドキしてレッスン担当しました。
ありがたいことに4名様全員私が担当しているスクール生だったので、
スイングの特徴や性格、やりたいことなどすでに把握していたので、準備が出来た状態でレッスンを行えました。
15年で色んなコーチを見ていますが、上達するための理屈を考えていないコーチも多くいます。
だから、『プライベートレッスン=必ず上達する』と思うのは、やめておいた方が良いです。
自分が教わっていて信頼しているコーチか、友人が教わっていて評判の高いコーチかどちらか選んだ方が、プライベートレッスンで上達することは増えるはずです。
2、何をしたいか具体的にまとめておく
スクール生の悩みは『ラリーが続くようにしたい』『サーブが入るようにしたい』『ミスしないようになりたい』と思う人が多いです。
初級者であればフォームや基本の動きを学ぶ必要がありますが、
中級者以上なら簡単なボールではミスせず、上手く返せます(だからこそ中級以上なのですが)。
だから自分がプレイベートレッスンでどうなりたいか、きちんとまとめてから申し込みをした方が良いです。
うまくまとまっていない人は、『○○コーチから教わっていて、このスイングが出来ていないと良く言われるんです』というフォームの話をされる人が多いです。
そのスイングでどういう結果が得たいのか、どういうボールが打てるようになれるのか。
そこをまとめておくと、コーチとスクール生の考えが共有しやすいので良いでしょう。
私の例で行くと、2人目に担当した上級男性の内容がとても分かりやすかったです。
その方は
現状:シングルスの試合に出場していて、
現象:フォアハンドの高い打点のストロークを落として腰の高さで打ってしまう、
悩み:だからラリーが続いてしまってなかなかポイントを取りにいけない。
理想:だから高い打点の攻撃的なフォアハンドストロークが打てるようになりたい。
です。
漠然と高い打点のストロークの返球であれば、
・スライスショットでつなぐ
・中ロブ系のムーンボール
を打つなど、様々な対応策があります。
この上級者の方にはひたすら高い打点の攻撃的なフォアハンドストロークを練習しました。
だから、もしプライベートレッスンを受ける場合は、どんなことをやりたいか明確にまとめておくと、コーチがその意図を理解して、その悩みが解決できるようにしていきやすいです。
3、メモを取る
上達するポイントを押さえているコーチは、たくさんの知識を持っています。
その中からその人に合ったポイントを抑えて指導していくのが、理想ですが、
中々それが合わない場合もあります。
また逆に上手に進んだ場合は、あれもこれもと追加してくる場合があります。
そういったときに『あれ?結局何を教わったんだっけ?』とならないように、メモを残す準備をした方が良いです。
メモがあると、一番初めに教わったことや、この段階で難しくなっていたことなどが一目で見返せるようになります。
プライベートレッスンはその場でポイントを確認して上達するプログラムですが、そのレッスンが終わった後にも復習が出来るようにしましょう。
4、段階的に指導される準備をする
プライベートレッスンをして、どの段階から修正していくか悩むケースがあります。
基本のきの字から始めていくと、上級者にとってはつまらない、苦痛の時間となること間違いなしです。
高校生が算数の足し算から勉強しなおす的なイメージです。
ですが、基本のきからやり直すということは、そのコーチが初めから修正していった方が早いと決断したわけです。
『ここをこんな風に打ちましょう』⇒『めちゃくちゃ良くなりましたね』といくケースもあれば、
足し算引き算掛け算から進めていって、最後に『めちゃくちゃ良くなりましたね』となるかは、そのコーチ次第です。
受け止める準備をしましょう。
5、時間は圧倒的に短い
プライベートレッスンを受けると、圧倒的に時間が短いことが分かります。
それはなぜか、グループレッスンよりお話しする時間が長いからです。
スクール生の自分が思っていることを話す、コーチが思っていることを話す、
スクール生がそれについて聞きたいことを聞く、またコーチが説明する。
そうやっていくとあっというまに時間は過ぎていきます。
しかし、プライベートレッスンの良さは分からないことをじっくり聞く時間があることなので、スクール生とコーチが思っていることを話すと理解が深まり、上達の手助けとなります。
6、まとめ
プライベートレッスンを後悔しないための5つのポイント
・評判の良いコーチか信頼しているコーチを選ぶ
・プライベートレッスンで何をしたいかまとめておく
・メモを取る
・段階的に指導されることがある
・時間が短い
以上5つのポイントを知っていると、プライベートレッスンで上達する時間を過ごしやすくなります。
ぜひ皆様も知っておいてください。