「テニスの体験レッスン受けてみようかな」と思った際に、インターネットで調べると数多くのテニススクールが出てきます。
どのスクールが自分に合っているか、選ぶ際に基準が5つあります。
体験レッスンを受けて、テニススクールに通ってみようと思う際に考えてもらいたいです。
目次
1、施設
テニススクールは様々な場所にあります。
デパートやショッピングモールの中だったり、倉庫だったり、住宅街にあったり。
場所の立地やキレイかどうかも大切ですが、施設に対していくつかポイントを上げます。
1,1 インドアかアウトドアか
主流はインドアですが、昔からある多くのスクールはアウトドアでやっています。
[インドア良いところ]
忙しい現代人にとって、天候が悪いからテニスが出来ないとスケジュール変更をしなければいけません。
そして雨はもちろんですが、女性にとって嬉しい日焼けもしない。
プレー中、風の影響も受けないでテニスをするのは、
テニス経験者からすると、とても快適なことです。
インドアの多くは冷暖房が完備されています。
気温がずっと一定であることも快適で好まれています。
[アウトドア良いところ]
日本のテニスの試合はアウトドアでやることがほとんどです。
私は今まで100試合以上やっていますが、インドアで試合をしたのは数試合だけです。
太陽の位置、風の方向を考えてプレーするのが当たり前で、どうやったら自然に対応できるかもテニスの醍醐味です。
1,2 コートサーフェスは?オムニ、ハード、クレー、カーペット
テニスコートの表面は、大きく分けて4つの種類があります。
オムニ(砂入り人工芝)コート⇒ボールの球足が遅く、バウンドが跳ねにくいのが特徴です。
足腰にも優しく、初心者にはラリーが続きやすいです。
ハードコート⇒ボールの球足が速め、バウンドが跳ねやすいのが特徴です。
クレーコート⇒ボールの球足が遅く、バウンドが跳ねやすいのが特徴です。
イレギュラーバウンドも多くなりやすいです。
カーペットコート⇒ボールの球足が速く、バウンドが跳ねにくいです。
インドアテニスコートで良く使われているコートです。
1,3 コート面数は?
コート面数がいくつあるかも大切です。
テニススクールでは1面~10面以上のテニススクールもあり、幅が広いです。
1,4 シャワー、駐車場、AEDの完備など
施設の設備は様々です。
更衣室やシャワーがあるところがほとんどですが、シャワー室が何台あるかや、
車出来た際に確実に止められるかどうかの駐車場台数、
命の危険があった際に救命措置がとれるAED、
子どもを預けたままテニスを楽しむことが出来るキッズルームなど。
多くのサポート内容があるところが良いのは、間違いありません。
2、定員
1コート当たり何名受講出来るか。
どのスクールも、コーチ1人につき6名~8名が基本です。
コーチ2人になると10名以上になります。
そして1クラス当たり、平均何人ぐらいの受講をしているか?
どこのスクールも、まずは在籍する曜日とクラスを決めます。
基本的に来るクラスと、用事が入った場合は他の時間に振替のシステムを取っています。
だから、時間や曜日によって在籍人数と平均受講人数にズレがあるクラスもございます。
沢山打ちたいなら人数が少ないところ、色んな人とコミュニケーションを楽しみたいなら多いところ、を選んでみると良いですね。
3、金額
金額はピンキリです。立地によっても土地の価格が違うから、金額が変わってきます。
一般クラスで8000円~13000円ぐらいまでの幅があります。
一般的にアウトドアは安めで、インドアは高めの設定です。
4、クラス設定
初めてクラス~上級クラスまで様々な設定があります。
クラスが細かく設定されていると、一緒に受講するスクール生のレベルは近いことが多いが、振替受講の制度がしづらい傾向にあります。
逆にクラス設定が少ないと、受講するスクール生のレベルが離れていることが多く、振替受講が取りやすい傾向にあります。
またスクールの多くは、初心者・初級者・中級者は通いやすい時間(朝1、2の時間)で、上級者は昼間の時間などに設定されていることが多いです。
自分が在籍するであろうレベルの受講が多いほうが、レッスン受講しやすいので、チェックしましょう。
5、コーチ
HPを見ると、そのスクールに所属しているコーチがどんなコーチか見ることが出来ます。
戦績〇〇、資格○○、プレースタイル、趣味などなど。
テニスコーチとして15年働いていて、今のところ戦績や資格が指導力はリンクしていないと思っています。
戦績は沢山あると、それだけ試合経験が豊富だから試合に勝ちたい上級者にとっては良いですが、逆にテニスを初めてプレーする方の指導は不得手ということもよくあります。
また、一生懸命指導するコーチや楽しくプレーするお笑いコーチなど、
まったく同じメニューでレッスンやったとしても、そのコーチの色が出てきます。
どんなコーチがいるか、事前に話を聞いておくのも良いかもしれません。
またSNSや2チャンでスクールの評判が書かれていることもありますので、ぜひ調べてみてください。
6、テニススクールも様々、どんなスクールに通ってみたいか考えてみよう
いかがでしょうか?
あくまでもスクールを選ぶ際の一例です。
他にもスクール生の男女比やどんな年代のスクール生が多いかなど。
考えたらきりがないくらい考える。
その為に私たちコーチングスタッフが皆様のテニス技術向上に向けご紹介させていた枝木まうので、よろしくお願いいたします。