テニススクール

テニスコーチは辛いよ。本当にあったクレーム対応①ジュニアの保護者

今回の記事は、私が15年以上テニスコーチをしていて、お客様からいただいたクレームについてご紹介いたします。

自分がいただいたこともあれば、上司や部下がいただくこともありました。

クレームをいただいたときに、「私(コーチ)の配慮が足りなかったな」と反省するばかりです。

テニスコーチを目指す方、している方は、『テニスコーチはサービス業』ということを感じてもらいたいと思います。

テニスコーチは辛いよ。本当にあったクレーム対応①ジュニアの保護者、内容

あれは、8年前のことです。

新しくスクールに通い始めた小学1年生がいるジュニアレッスンを担当していました。

レッスンの最後にゲームを始めました。

ルールやジャッジの説明を行い、いざゲームを始めると、その新しく入った小学1年生のコートで行われているゲームが止まっていました。

その時私は『子どもたちで解決するのも、試合のうち』と思い、手助けせず様子を見てみました。

しかし、時間が経っても、そのコートが進むことはなかったです。

最終的には私が声をかけて、ゲームを進めました。

そのレッスンが終了後、小学1年生のお母様からお叱りの言葉をいただきました。

「何でコーチは困っている我が子を助けてくれないの」

「入ったばかりで分からないのに、ちゃんと教えてくれないの」

ジュニアレッスンが終わってから約1時間ほどお叱りの言葉いただきました。

テニスコーチは辛いよ。本当にあったクレーム対応①ジュニアの保護者、コーチと保護者の想い

前述した通り、私は「試合を進めるのも子どもたちに取って必要なこと」、「本当に試合を進めたかったら子どもたち同士で話す」と思っていました。

大きな間違いであることは、あとから気づきました。

仰っていただいた保護者様も、そのレッスンを見ていた他の保護者様も「コーチが放置している」と思い、「もしかしたらコーチが意地悪しているのか」と思った人もいたはずです。

保護者様がどう思うか考えていなかったことが、コーチとして未熟だったと今なら思います。

テニスコーチは辛いよ。本当にあったクレーム対応①ジュニアの保護者 まとめ

クレームまとめ

○小学1年生の保護者様からいただいたクレーム

○クレームの内容は、ゲームのやり方をきちんと教えていなかった

○コーチには想いはあったが、保護者から見た視点を考えていなかった

○1時間ほどお叱りを受ける

おそらくこれを読んだ方は、

「そんなの当たり前だ」

「怒られて当然」

と思うはずです。

自分はそれに気付かない傲慢なレッスン、対応をしてしまいました。

テニスコーチは『テニスを教える』こと大切ですが、それよりも『お客様からの信頼を得る』ことの方が大切です。

これからテニスコーチを目指す方、現在テニスコーチを行っている方の参考になれば嬉しいです。