技術

[鍛え方紹介] テニスに必要な7つの能力 ①距離感(定位)

『テニスは難しい。』

と思う方は多いです。

そこで今回の記事は、テニスに必要な能力とその鍛え方について書いて行きます。

まずは一つ目、距離感(定位)です。

距離感が大事な理由と、その鍛え方について解説していきます。、

1、ボール感、ラケットの距離、ペアとの距離感

テニスは正確な距離感を必要とするスポーツの一つです。

それは様々です。

  • ボールの飛び具合を予測し、自分の打ちやすい場所に移動する力。
  • ボールとラケットが当たる瞬間に、ラケットの中で自分がコントロールしやすい位置で当てる力。
  • 自分が打ったボールがどれくらい飛んでいくか。
  • 自分がコートを動き回った際に、どれだけ相手のコースを狭めるポジションに立てるか。
  • ダブルスであれば、味方との距離感で相手のコースをなくすことが出来るか。

これ以外にもまだまだ距離感を必要としている場面はありますが、

テニスは正確な距離感が必要とされ、またそれを鍛えられるスポーツです。

2、距離感(定位)を鍛える3つ方法

そんな距離感を鍛えるために、おススメする3つの方法を紹介します。

2,1 ラダートレーニング

一番簡単で鍛えやすいのが、ラダートレーニングです。

この枠を使って、様々な動作を正確に行うためには、正確な距離感を必要とします。

失敗せず、自分の動きをコントロール出来れば正確な距離感を少しずつでも身に着けていきます。

2,2 キャッチボール

ボールの飛び具合が分からないという方も多くいます。

それを鍛えるために、キャッチボールがオススメ。

ノーバウンド同士で投げ合うことも良いですが、ワンバウンドや2バウンド以上させて投げ合うことも良いです。

ボールがバウンドしてから、どれくらい飛んでくるかが分からない。

そう思う初心者は多いです。

キャッチボールをすれば自然ウンド感覚が身についていきます。

仕事中なら相手から何かをパスしてもらうのもいいでしょう。

危険じゃない範囲でスマホや仕事道具など。

飛んできたものを、キャッチすることはとても大切です。

2,3 鬼ごっこ

相手も自分も動く状況で、相手の位置を正確に掴むには鬼ごっこが有効です。

鬼から逃げるため

相手を捕まえるため

1cm単位で相手との距離感を考えて、相手に触るゲームの代表です。

距離感の他にも、

相手のスピードを考えることや、相手がどの方向に動くかを考えることは、テニスの戦略を考える上で有効です。

3、運動が苦手な人ほどテニススクールへ

今まで運動をあまりしてこなかったけど、運動不足解消の為にテニススクールに通われる方は多いです。

運動が苦手な方も楽しんでテニススクールを通われている理由は、

コーチと一緒だとラリーが出来るようになるからです。

基本のフォームを教わり、

コーチが打ちやすいボールを返します。

ラリーが続くようになっていくと、少しずつ難しいボールが送られていきます。

そうしていくと、スクール生同士のラリーが繋がるようになっていきます。

ボールとの距離感を鍛えられれば、さらにテニスの上達スピードが上がります。

皆様もぜひ距離感を鍛えて、テニスを楽しんでいきましょう。

初心者にテニスコーチが必要な3つの理由コーチ業を始めて15年。 テニスを教えている日々を過ごしています。 ほぼ毎日、さまざまなスクール生を見ていて、 『テニ...