インプレッション

[インプレ]HEAD G360+エクストリームMP2020 前作比較!

前回、HEAD G360+エクストリームのテクノロジーを紹介しました。

HEAD G360+エクストリーム2020、テクノロジー紹介

今回は、メイン機種であるエクストリームMPのインプレを書いていきます。

ズバリ、前作と異なる点が非常に多いので、エクストリームユーザーは試し打ちしてから購入することや、ラジカルやスピードなど、他のラケットを使用していた方も対象に入ってくるラケットになっています。

HEAD G360+エクストリームMPを試打したスペック、ストリングは?

 

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Time to play test the new Extreme at your local retailer! #SpinTheGameYourWay #TeamHEAD #HEADExtreme

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G360+エクストリームMPのスペックは、以下の通りです。

フェイスサイズ 100inch

重さ 300g

バランス 32.5cm

ラケット長さ 27inch

フレーム厚 23-26-21mm

ストリングスパターン 16×19

ストリングはRPMブラスト125 42ポンドです。

元々、私が使用しているラケットが前作のG360 エクストリームMP ストリングRPMブラスト125 42ポンドです。

だから前作との比較は正確に出来ているかと自負しています。

HEAD G360+エクストリームMP インプレッション ①ストローク ボールが飛ばない?ちょっと硬い打球感

 

まず第一印象は、ボールが飛ばない印象です。

ベースラインに飛ばすような感触で振っているのに、ボールはサービスライン付近に落ちていきます。

『スピンが多くかかっているのでは』と一瞬思いましたが、フラットドライブ系で打っているので、明らかにボールが浅くなっています。

テクノロジーの記事で紹介したスパイラルファイバーが組み込まれていることと、スピンシャフトの効果で、ラケットがしなるような感触があまり感じられませんでした。

代々エクストリームの変化は、ボールを飛ばす中での変化だったので、今回の変化には正直、めちゃくちゃ驚きました。

HEAD G360+エクストリームMP インプレッション ②ストローク 面がぶれない

ボールが飛ばない代わりに良かったことは、面が本当にぶれにくくなりました。

相手の強いボールに、打ち負けない感覚が鋭くなっています。

前作はラケットのしなりが強いため、ボールの飛びをコントロールすると、スイング幅や腕力で何とか抑え込まなくていけませんでした。

G360+は強いボールが来ても、振り抜いてボールが収まってくれます。

前述した、スパイラルファイバーとスピンシャフトは、一番ここで活きてきています。

HEAD G360+エクストリームMP インプレッション ③ボレーのホールド感はたまらない

面がぶれない感覚はボレーでも有効です。

インパクトした瞬間のホールド感はたまらなく良いです。

ただ不思議なのは、ストロークではボールが飛ばなかったのですが、なぜかボレーの飛びは前作と変わらなかったです。

スピングロメットとオープンストリングパターンの影響で、ストリングがたわんでいるのが良くわかります。

面はぶれないけど、飛びは変わらないので、最初はなかなか感覚が合わなかったです。

でも慣れてくると、徐々に強く短く打ってもコントロールが出来るようになってきているので、ボレーがより楽しくなってきました。

HEAD G360+エクストリームMP インプレッション 番外編 あれ?ストリングが緩んでいる?

番外編としては、ストリングが緩むのが、前作より早くなっているように思います。

面がぶれない、ボールの飛びが抑えられる、ストリングが良く動くようになっているから、ストリングの性能を強く使っているからだと思います。

これに関しては、ポリエステルを使用している、こまめにストリングを張り替えている人には、マイナスポイントだと思います。

HEAD G360+エクストリームMP おススメ対象者は?

個人的には、今までラジカルやスピードを使用していた人も対象に入ります。

ラジカル・スピードでボールの飛びを抑えたい、でもスピンをもっとかけていきたいと思っている人には、今作はお勧めです。

前作同様、スピンを多くかけたい、ボールを飛ばしたい男性の方にお勧めです。

ただ、前作を使っている方は、ナイロンストリングやハイブリッドにストリングを変更するのも良いと思います。

ナイロンにすれば、ボールの飛びはカバーできますし、柔らかい打球感で打つことが出来ます。

私もいま、色々ストリングは試していき、テンションを下げるか、ハイブリッドにするか悩み中です。

[インプレ]HEAD G360+エクストリームMP 前作比較!まとめ

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HEAD G360+エクストリームMP

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〇G360+エクストリームMPのスペックは100inch、300g、32.5cm

〇試打したストリングは、RPMブラスト125 42ポンド 通常使用のラケットは前作、ストリング・テンションは全く同じ

〇ストロークは飛ばないけど、面ブレしないからしっかり打っていくべき

〇ボレーは感覚は変わるけど、飛びは変わらない

〇スピンをかけて飛ばしたいプレーヤーも良いけど、ラジカル・スピードを使っている人にも合う

〇前作使用者は、ストリングをナイロンやハイブリッドに変更するのをGOOD

ぜひお試しください。