BREAK BACK

【ネタバレ】BREAK BACK 最新刊12巻!シングルス戦い方

圧倒的に面白いテニス漫画BREAK BACKの最新刊12巻が発売されました。

BREAK BACK 12 (少年チャンピオン・コミックス)

今回の記事はこの最新刊の解説をしていきます。

『テニス漫画?どうせテニスの王子様みたいに、必殺技で倒すんでしょ?』

『漫画よりも、書籍の方が為になるだろ!』

とお思いの方。

BREAK BACKは、テニスコーチが読んでも面白いし、テニスをやったことがない人でも必ず楽しめます。

それは元プロ選手が作者だから、自分の経験を活かして漫画を描いているからです。

最新刊はシングルスについてです。

ぜひ、

『シングルスで勝つきっかけが欲しい』

『なかなか勝てなくて困っている』

という方は助けになるはずです。

抜粋して解説していきますので、ぜひお読みください。

BREAK BACK最新刊12巻!4行でストーリーをまとめました(ネタバレあり)

(前巻までのあらすじ)

インターハイ、神奈川県予選、団体戦4回戦、元世界ランキング7位の上條紗希監督の成陵高校vs元日本代表ロラン高橋監督の蒼志学園。

1勝1敗で迎えたシングルス2。

成陵・大城vs蒼志・旭。2人は小学生の時、全国大会で対戦し、6060で大城が勝利しました。

旭はリベンジに燃えています。

ゲームカウント 0-1で迎えた大城のサービスゲーム。

(本編)

・旭はリターンエースを狙ったプレーで、ブレークに成功

・大城から0-2、旭のサービスゲーム。1stゲーム同様、サーブ&ボレーで攻めるが大城に対処され、ブレークされる。

・1-2で迎えた大城サービスゲームは、旭の弱点を見つけた紗希のアドバイスで徹底的に旭のバックハンドを狙い、激しいラリー戦を経て、キープする。

・旭の才能に惚れ込んでいる蒼志監督のロランは、旭と出会い、スカウトした日々を思い出す。

BREAK BACK12巻でわかるシングルスの気を付けるべき3つのポイント

今回のストーリーでシングルスプレーヤーに参考にして欲しい内容について解説します。

それは、

やられても顔に出さない

ストロークリズムを作る

駆け引きをする

1つずつストーリーに合わせて解説します。

やられても顔に出さない

(本編ストーリー)

1回戦から3回戦で1ポイントも取られず試合に勝った大城ですが、0-1で迎えた自身のサービスゲームをブレークされてしまいます。

ですが、大城の表情は淡々としていて、全く感情に表さないです。

練習で感情的な部分を見せた大城に対して、紗希は「やるじゃん」とつぶやきます。

(解説)

1セットマッチは短期決戦です。

最初のゲームでブレークされることは、このまま一気にやられてしまう危険性があります。

それにも関わらず、大城の表情は変わりませんでした。

そのときの大城の心境は、「そこまで旭は強くない」「このリスクの高いプレーは続かない」と、自信を漲らせていました。

ここで大事なのは、表情に出さないようにすると相手が不安に思うからです。

そうすると、相手は慌ててプレーし、ポイントが取れているパターンに執着しがちになります。

そのようなメンタリティでプレーしても、本来の力を発揮できません。

1セットマッチは短期決戦。

相手が心理を崩す表情や振る舞いを作れたら良いです。

ストロークリズムを作る

(本編ストーリー)

旭のサービスゲーム、0-40で迎えたポイントで、ストロークで凡ミスをしてしまいます。

それに対して、紗希は旭の弱点を見つけたと言います。

それがストロークリズムが作れてないということです。

次の大城のサービスゲームで、ストロークリズムが作らせないよう、旭のバックハンドを狙い、旭は凡ミスを繰り返してしまいます。

 

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(解説)

試合をするときに変化することは沢山あります。

ボールの種類、コートサーフェス、相手と自分の相性、その日の自分の調子、風向き、太陽の向きなど様々なことは試合ごとに変わっていきます

その要因に対して、自分のプレーを合わせていけるかが、プレーする上で大切です。

ストローカーにとってそのプレーを合わせることをストロークリズムと言います。

『何かいつもとタイミングが狂う』『ボールの飛ぶ感じが合わない』など、本来の調子と違うのは、このストロークリズムが作れてないからです。

ストロークリズムを作るためには、まずは沢山ラリーを続けることです。

安定して打ち続ければ、リズムが作れるようになってきます。

駆け引きをする

(本編ストーリー)

大城から1-2のサービスゲームで、旭はストロークリズムを作るためには、バックハンドでスライスを打とうします。

その瞬間、大城は前に出てボレーをします。

これはチェンジコート中に紗希が指示した形でした。

スライスで返球すれば大城が前に来ることにより、旭はスライスを使うことに悩みます。

(解説)

旭がスライスを使うときに大城がボレーすることで、旭はプレッシャーを感じます。

いわゆる『鉄板パターンで攻撃される』と思わせると、ショット選択が悩んできます。

悩めば、判断が遅くなり、質が落ち、さらに攻撃されていく展開が増えてきます。

BREAK BACK12巻、負けが混んできたときの対処法

試合をしていれば、0-6で負けてしまうことも珍しくありません。

それが続いてくると、中々気持ちも上がらず、テニスを辞めてしまう人も出てきてしまいます。

大城に負けたときの旭はその状態でした。

ロランが旭を説得するときに、旭に伝えたことは、

テニスが好きな気持ちを思い出す

プロの選手も同じ道を通っていることを知る

でした。

どれだけやられても、自信を失ってもプレーする楽しさを忘れなければ、コートに立てます。

またプロの選手達も上位者と当たるときは、どれだけ差があるかもわからないままやられることもあります。

自分と向き合うことがどれだけ大切か。きついときほど、思い出せるといいでしょう。

【ネタバレ】BREAK BACK 最新刊12巻!シングルス戦い方まとめ

最高のテニス漫画BREAK BACKの最新刊12巻について解説しました。

まとめると、

〇ストーリー(ネタバレあり)

・0-1で迎えた大城のサービスゲーム、ここをブレイクされていします。

・0-2になっても大城は淡々とプレーする

・大城の逆襲、ゲームカウント2-2になる

・ロランが旭と出会いスタウトし続けた日々を思い出す

〇シングルスの気を付けるべき3つのポイント

・やられても顔に出さない

・ストロークリズムを作る

・駆け引きをする

〇負けが込んできたときの対処法

・テニスが好きな気持ちを思い出す

・プロの選手も同じ道を通っていることを知る

益々面白くなってきているBREAK BACK。

ぜひ読んだことない人は、試してみてください。

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